田んぼは“ミニ生きもの王国”だ!
田植えから約一カ月。 上越南(新潟県上越市)の田んぼでは、ぐんぐん成長する稲といっしょに、たくさんの生きものたちが動き始めます。 田んぼは、まるで小さな生態系の宝箱。歩くだけで新しい発見がある季節です。
🌱 田んぼで育つ生きものたち
子どもに人気の生きものはこんなメンバー。
- 🐸 ニホンアマガエル
- 🪲 ゲンゴロウ
- 💧 アメンボ
- 🪰 トンボ(シオカラトンボなど)
- 🐟 ドジョウ
特に上越地方の田んぼでは、6月になると次の生きものがよく見られます。
- ニホンアマガエル
- ツチガエル
- シオカラトンボ
- アキアカネ(羽化して山へ移動する前)
- アメンボ
- コモリグモ
- ドジョウ
- タニシ
田んぼは「水」「土」「草」がそろっているので、昆虫・両生類・水生生物が集まる絶好の場所なんです。
🔍 観察のポイント
ちょっとしたコツを知っておくと、もっと生きものを見つけやすくなります。
- 朝(7~9時) カエルや昆虫がいちばん活発。動きが多いので観察しやすい時間帯。6月下旬のこの時間帯はヤゴがトンボに羽化するタイミングでもあります。
- 夕方 カエルの合唱タイム。鳴き声の違いにも注目すると面白い。
- あぜ道 バッタ、クモ、カエルがよく出てくる“生きものロード”。
- 水面 アメンボ、ゲンゴロウ、水生昆虫がスイスイ。水のゆらぎにも注目。
🐸 今回見つけたのは…
6月下旬の田んぼで、特に印象的だったのが ニホンアマガエルの子ども。

オタマジャクシからカエルになったばかりで、 まだしっぽが少し残っている姿が見られました。 この“しっぽ残りカエル”はほんの数日しか見られない、とてもレアなタイミング。
上越南の田んぼでは、この時期だけの特別な姿を観察できます。 普段は気づかない生きものの成長を、間近で感じられる貴重な季節です。
【おまけ】コモリグモって知ってますか?
田んぼの水の上をちょんちょんと飛び跳ねる虫の姿。
アメンボかなと思ってよく見るとなんとクモ。
コモリグモといいます。
写真右のコモリグモは、おしりのところに白い玉をくっつけていることがわかります。
これは卵のう(らんのう)といってクモの卵なんです。このクモはクモの巣を張らずに歩いてエサを探すのです。
私たちの日常にはいないこんなクモが、なんと田んぼの水の上を歩いているのがみられるんですね。

✨ まとめ
田んぼは、ただお米を育てる場所ではなく、 たくさんの生きものが暮らす小さな自然の世界。
6月の田んぼは、カエルの成長、トンボの羽化、水生昆虫の動きなど、 “いまだけ”のドラマがいっぱいです。
次に田んぼの近くを歩くときは、ぜひ足元や水面に目を向けてみてください。 きっと新しい発見が待っています。
施設概要
| 名称 | 富永農産 |
| 住所 | 新潟県上越市三和区神田周辺の田んぼ |
| 予約・お問い合わせ | 不要 |
| 駐車場 | なし |
| 地図 | https://maps.app.goo.gl/bCB6PDYAXFYXed2E8 |
| 備考 | 安全に気をつけて、周辺の農作業に迷惑をかけないように気を付けてください。 |
